AI-Builderとカスタムプロンプトで楽天カード明細を抽出してみる

はじめに

この記事は特に技術的なことを書いているわけではなく、どなたでもこのとおりにやれば概ねそのような結果が得られると思われます。

私の職場は未だに紙やFAXがたくさんあり、そのような環境に置かれている方のデジタル化にホンノ少しでもお役に立てればとこの記事を書いた次第です。

 

話は7月3日にさかのぼる

この日、私はとあるコミュニティにオンライン参加します。

がしかし、疲労困憊のため思わず寝落ち(笑)

なんですが、耳に入ってきたのはAI-Builderなる単語

見たい、聞きたい・・・がしかし、眠い

人間弱いものですねぇ、結局睡魔に負けました

 

で翌週

またもコミュニティに参加します。

そこで先週のお話を伺い、自分の環境で再現を試みる・・・

あ・・・ライセンスの試用期間終わってる・・・

これは課金しないと何も前に進まないやつ

ということで、その場でPowerAutomateプレミアムライセンスに課金!!

 

ワクワクが止まらない

いや~こんな気分40年ぶりくらいじゃないですかね(笑)

子供のころ欲しいオモチャを買ってもらったら触りたくて仕方なかったじゃないですか

あの気分です

早速、職場でサンプルアプリ作成です。もちろん狙いは手書きFAX帳票

 

で自宅で楽天カード明細の抽出にチャレンジ

楽天カード明細ってCSVで落とせね?みたいなツッコミはなしでお願いします

手元に定型的なPDFがこれしかなかっただけです

まずはカスタムプロンプト

たったこれだけです(笑)

ではプロンプト設定を少々見ていきましょう

入力もテキストと設定しただけです

サンプルデータは一度取得したあとに念のために入れてみただけです

*たぶんなくても大丈夫ではないかと思います

今回、これをやってみたくなったのはこの機能です

出力がJSONです!!

では編集ボタンを押してみましょう

このJSONですが、当初帳票をみながらすべて指定してみたのですがどうもうまくいきませんでした

その後、項目無指定で取得してきたのがこの形式になります

PowerAutomateでJSONスキーマ知りたくて一回フロー動かす、みたいな感じですね

もう一度言いますが、無指定でこの状態ですからね!!

 

ではアプリに実装です

まずはデータソースの追加からカスタムプロンプトを追加します

楽天カード明細抽出(笑)いましたね、なんか意味あるんでしょうかね(笑)

アプリ自体はこんなです

左にTextRecognizerを置いて、右の上にその結果を表示して

JSON化ボタンはカスタムプロンプトのJSON無指定バージョン
カスタムボタンは先ほど作成したカスタムプロンプトを仕込んであります


ボタンに仕込んだ関数は

Set(varSummary,楽天カード明細抽出.Predict(TextInputCanvas1.Value))
たったこれだけ(笑)
 
今回はこの程度しか機能つけていませんが、値が取得出来ているということは、そのままデータベース化可能になりますね
 

デジタル化の進んでいない職場では、いまだにFAXで受注がきて、それを手入力したりしているものです。

私は手書き手入力が死ぬほど嫌いなので、正直自分がもしそんな職場にいるのなら多分辞めてしまうと思います。

ですが、そんな職場は普通に存在します。

こんな素晴らしい技術やツールが少しでも広まって、業務が効率化することを願って他愛もない記事ですが書いてみました。

 

少し前ならJSON化することのありがたみをわからなかったでしょうね

ということでおうじゃさん、いつもありがとうございます。

oujasan-to-issho.connpass.com