メールを一斉送信したい場面ってありますよね
こんな場合、私はまずExcelのテーブルかSharePointリストを用意して、PowerAutomateで送信!ってのを好んで使っていました。
当然ですが、添付ファイルを付けたい場合もよくあります。
この場合もフローに添付ファイルのファイルコンテンツやファイルメタデータを取得してメール送信の添付ファイルに添付しておりました。
ただですね、この場合一つ難点があります。
送信先や添付するファイルがすべて揃わないと実行出来ないという点です。
まあ、自動化なんだから全部揃えてからっていうのも一理あるんですが
実務ではなかなかそうはいかない場面もあります。
こんなツイートを見かけました
SharePointリストにフロー実行ボタンを追加してみました。要件次第では、Power Appsに頼らなくてもサクッとリストで解決するな🤖 pic.twitter.com/RIUocEtwXp
— DAI (@da1sk8_xxx) 2024年8月30日
知見としては元々あるようですが、正直私は知らなかったので、ここはチャレンジです。
DAIさんありがとうございます。
さて、まずはSharePointリストで
リストだと複数添付ファイルが送信出来そうですね、これはナイスです!
リストはこんな感じ
対象者はユーザー列にしてます、ステータスは1行テキストで(笑)
ボタンをJSONで作ってみました(初チャレンジです)
{"$schema":"https://developer.microsoft.com/json-schemas/sp/v2/column-formatting.schema.json","elmType":"div","style":{"width":"100%","height":"100%","position":"absolute","margin":"auto"},"children":[{"elmType":"button","customRowAction":{"action":"executeFlow","actionParams":"{\"id\": \"<フローのID>\"}"},"style":{"border":"solid 1px #ffffff","border-radius":"55px","display":"flex","justify-content":"center","align-items":"center","padding":"6px 15px","margin":"0 auto"},"attributes":{"class":"ms-bgColor-communicationPrimary ms-bgColor-communicationShade20--hover ms-fontColor-white"},"children":[{"elmType":"span","style":{"margin-right":"10px"},"attributes":{"iconName":"Copy"}},{"elmType":"span","txtContent":"ボタン"}]}]}
まあ、どこぞでコピペしてきましたね
さてフローです
素人なので、ここ考慮してないよというツッコミはなしでお願いします
ポイントは添付ファイルが複数あるので配列変数に格納するところでしょうか
ここに格納してしまえばメールへの添付はこうなります
最後にリストアイテムの更新をします
ステータス列を更新します。
さて、送信してみよう!
おーちゃんと送れましたね!!
リストは出来た、ならばドキュメントライブラリからも!
まずはこんなふうに用意
次にフローはこんな感じですかね
さてやってみましょう
無事届きましたね
まとめ
デジタル化が進んでくるとクラウド上にファイルを保存する場面が増えてきます。
そのファイルを送信したり、あるいはリンクを送信する場面が増えてくると思います。
有識者の方々ですと今回のようなことは既知の内容かもしれませんが、私にとってはとても有意義な内容でした。
わざわざアプリ化しなくとも保存したところから即座に何かを、そんなことも出来ることがわかりました。
拙い内容ですが、備忘のためにまとめてみました。